スペリオールの創刊は1987年7月1日。世はバブル最盛期、東京都の一年間の地価上昇率は87.5%を記録。今振り返れば変な時代でしたが、とにかく日本は景気が良かった…。この年は、みのもんたの地位を不動のものにしたTV番組『午後は○○思いっきりテレビ』の放送がスタート、国鉄の民営化…な〜んてこともありました。それと、長澤まさみ、辻希美、岩佐真悠子、マリア・シャラポワとかが生まれてます…。
さて、本誌創刊号のラインナップはというと…。記念すべき創刊号の巻頭カラーはジョージ秋山氏の
『くどき屋ジョー』。脱サラのホームレスの主人公が、仕事の依頼を受け“くどき屋”に変身。曰く付きの女たちを口説くことで救っていく…というストーリー。後に映像化(出演/清水宏次郎、伊集院光他)されてます。
現在本誌にて武論尊氏とのコンビで『覇-LORD-』を連載中の池上遼一氏が、日本史上に残るカリスマ・織田信長を描いた名作
『信長』(原作は工藤かずや氏)が連載されていました。この信長が、文句無しに格好イイ! この作品、3年ほど前に他社より単行本が改めて出版されています。まだ読んだことがないという方、一読の価値ありですよ!
で、なんといっても注目は
『味いちもんめ』(作/あべ善太氏 画/倉田よしみ氏)。ご存知の通り現在も『新・味いちもんめ』として連載継続中。開始当初はビッグコミック オリジナルの増刊に掲載されていたのですが、スペリオール創刊にあたって移籍…という経緯があります。つまりは、20年以上続くスペリオール最長連載作品なワケ。’95年に本作がテレビドラマ化されたことは、知ってる方も多いハズ。主人公・伊橋を演じたのはSMAPの中居正広、主題歌は大黒摩季の『ら・ら・ら』でした。
…ちなみに、目次の編集後記によれば、「スペリオール」という雑誌名には「卓越」という意味が込められているそうです。