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スペリオールHISTORY
1988年……1月1日号の巻
「南海」と「阪急」が球団売却…プロ野球界が揺れた年。
  新球団誕生、交流戦、テレビ視聴率低迷…と、ここ数年、日本プロ野球界は変革期を迎えていますが、今から16年前の’88年も、「南海ホークス」「阪急ブレーブス」という伝統ある球団が身売りするなど、球界が揺れた年でした。ちなみに、この年の話題のCMは、「5時から男のグロンサン」とか、「息さわやかクロレッツ」とか、井上陽水の「お元気ですか〜」のセリフが印象的だった「日産セフィーロ」なんかがありました…なにげに憶えてるな〜。
 というワケで、今回は’88年1月1日号を振り返ります。表紙にドでかく「寿」の文字! 最近は、こういうストレートな雑誌の表紙ってなかなか見ませんよね。巻頭カラーは『萬川集海(ばんせんしゅうかい)』。小池一夫氏と神崎将臣氏という異色タッグによる作品。ちなみに“萬川集海”とは、伊賀・甲賀の忍術のすべてを記したという忍術伝書のことで、「萬の川はすべて海に集まる」ということが語源になっているそうです。「コレって時代劇?」と思うようなタイトルですが、 舞台は現代。忍者の末裔である主人公・萬川集海(よろずがわしゅうかい)が、依頼を受けたトラブルを、忍術を使って解決していく物語。
 とりいかずよし氏がスペリオールで連載していたというのも、新鮮な感じです。『トップはオレだ!!』は、自動車販売会社の営業マンの主人公が、持ち前の明るさと根性で奮闘する、いわゆる“サラリーマンもの”。とりい氏の代表作といえば、’70年代の週刊少年ジャンプを支えた傑作ギャグ漫画『トイレット博士』。ちっちゃい頃読んでました、ボク。
 あと、連載ポエムな〜んてのもやってたんですね〜。タイトルが『ロマンシング・タイム』。たがみよしひさ氏といえば、兄弟誌ビッグコミック・スピリッツに連載されていた『軽井沢シンドローム』が有名ですが、詩を書いてるユージン・ウエストという方は、今の本誌編集部には知ってる人がいませんでした。なにぶん16年も前のことなので…。しかしシュールな企画ですな〜。新春特別企画として『激論!! 遷都論を追う』というお堅めな記事企画もやってました。シブいっす〜!!
1988年はこんな年だった
1月… 「東京・六本木のディスコ『トゥーリア』で照明落下事故」
2月… 「カルガリー冬季オリンピック開幕」
3月… 「青函トンネル開通」「東京ドーム完成」
6月… 「川崎市助役の利益供与疑惑発覚から、『リクルート事件』に発展」「阪神タイガースのランディー・バース選手解雇」
7月… 「北陸自動車道全線開通」
8月… 「イラン・イラク戦争停戦」
9月… 「ダイエーが南海ホークスの買収を発表」「阪神タイガースの掛布雅之選手引退発表」「ソウルオリンピック開幕」
10月… 「オリエント・リースが、阪急ブレーブスの買収を発表」
11月… 「アメリカ大統領選挙でジョージ・ブッシュが当選」
12月… 「北海道・十勝岳が噴火」
●ヒット曲 『とんぼ』長渕剛 『MUGO・ん…色っぽい』工藤静香 『はいからさんが通る』南野陽子 『C Girl』浅香唯 『愛が止まらない』Wink 他
●流行語 「ペレストロイカ」「ハナモク」「しょうゆ顔、ソース顔」
●ベストセラー 『キッチン』吉本ばなな 『ダンスダンスダンス』村上春樹 『トパーズ』村上龍 『ノーライフキング』いとうせいこう 『裕さん、抱きしめたい』石原まき子