前回に引き続き'88年編です。巻中の2色カラー特集記事に
『地球世紀末気候〜検証'88年異常気象の原因を探る〜』という企画がありました。記事によると、「1月の東京の平均気温が観測史上初の7.7度」「アメリカ、1月の大寒波で60人以上が死亡」「中国、7月の熱波によって犠牲者1000人以上」…などということがあった模様。最近では、少々の異常気象じゃ驚かなくなってしまった感がありますが、この年は天変地異くらいのインパクトがありましたね。地球温暖化などが危惧され、エコロジーが叫ばれはじめたのも、この年あたりからだったような…。
で、どんな漫画が掲載されていたかというと…。まず、巻頭カラー新連載で細野不二彦氏の
『Blow UP!』がスタート。プロのジャズミュージシャンを目指し大学を中退、その日暮らしのバイト生活を送りながら夢にこだわり続ける主人公・菊池オサムの生き様を描く青春ストーリー。イイ話です、オススメです、チャンスがあればぜひ読んでみてください。
新谷かおる氏の
『ガッデム』という作品もありました。バイクのロードレースを題材にした『ふたり鷹』(少年サンデー)や、戦場を舞台に戦闘機パイロットの活躍を描いた『エリア88』(少年ビッグコミック)などの作品で知られる新谷氏が、「ラリー」を描いた秀作。
マシンを描くことへのこだわり が、細部に至るまで感じられますよ。
それから、最近はテレビのコメンテーターとしても著名なやくみつる氏が連載していたことも、ちょっとビックリ。4コマ漫画
『ピーカンスタジアム』は、当然のことながらプロ野球ネタ。ちなみにこの年の秋、今やWBC日本代表監督である王貞治監督がジャイアンツの監督を解任されており、そのネタが取り上げられていました…。
というワケで、今回はこのへんで。いや〜、漫画って、本当にイイもんですね。