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スペリオールHISTORY
1994年……7月1日号の巻
12年前…日本があと一歩でW杯出場を逃したあの頃…
 盛り上がってますね〜、ドイツW杯。…しかし、日本のサッカーは、まだまだ世界標準には達していないということを知らされた大会でしたな。
 今回はW杯つながりてことで、前回からちょっと時代は飛びますが、'94年を振り返ります。そう、あの「ドーハの悲劇」で日本代表が初出場を逃したW杯アメリカ大会の年です。表紙もやっぱりサッカー絡み。翌年の'95年にJリーグがスタートしてますが、日本サッカーの起点となったのは、やはり「ドーハの悲劇」だったんですね〜。
 さて、この年、スペリオールに何があったかというと、注目は『次号予告』。この次の号から、『あずみ』の連載が始まります。言わずもがなの本誌の代表作。連載開始から12年経つ今も、「刺客少女」の魅力は色褪せません。
 予告ページを見るとと、この年のこの時期、ゲスト作家の読み切り作品を掲載していました。原秀則氏、浦沢直樹氏…今や皆さんビッグネーム。その話はまた改めて触れるとして、その読み切り攻勢の第一弾として、この号には中原裕氏の読み切り作品『虎トラトラ』が掲載されています。…阪神ファンのスポーツ店経営者・立島寅吉が、仲間を集めて作った草野球チーム「タイガース」は弱小チーム。それでも楽しけりゃイイと思ってた寅吉だが、借金のせいで夜逃げを余儀なくされたチームメートのために、なりふり構わず勝ちに行く…。ちなみに、この「タイガース」のライバルチーム・「レッドスターズ」の中心選手が赤星という名前なんですよ! そう、今や人気実力ともにセ・リーグNo.1の阪神タイガースの核弾頭は赤星! なんか因縁めいたものを感じるのは、…多分筆者だけですね。
 連載作品に目を向けると、現在本誌で『やんちゃぼ』連載中の高田靖彦氏の初の連載作品、『塩浜電工バレーボール部』が載ってます。実業団リーグの「塩浜電工バレーボール部」の主将として活躍していた主人公・柿本耕路だが、会社の方針で男子バレー部は廃止になる。古傷もあり、引退を決めた柿本は、社命を渋々受諾し、女子部のコーチに就任するが…。笑いアリ、情熱アリの、勢い感じる作品です。…以前高田氏と話をしてた時、「初期の作品を見るのは恥ずかしい」と言ってたような気がしますが、出しちゃいました。スミマセン…許してください。でも、いい漫画ですよ!
 富沢千夏氏の『金魚のフン』という作品もありました。結婚間近のカップルの亀戸クンと銀子サンが、エッチをしたら心と体が入れ替わってしまう…。それから始まる様々なトラブルを描く、ちょっとエッチなコメディー。この作品はテレビドラマ化されてました。主演は坂上香織さん。オッパイとかバンバン出まくってて(イイ時代でしたね〜)、かなり刺激的な番組だった記憶があります…。
 というワケで、日本代表の皆さん、お疲れさまでした!今回はココまで!
1994年はこんな年だった
1月… 「ロサンゼルス地震(ノースリッジ地震)発生。死者57人、負傷者約5.400人」
2月… 「リレハンメル冬季オリンピック開幕」
3月… 「参議院、衆議院の小選挙区比例代表並立制を柱とする選挙改革法案可決」
4月… 「米国のロックバンド、『ニルヴァーナ』のリーダーのカート・コバーンが自殺」「NATOがボスニア紛争でセルビア人勢力を空爆」「新生党、公明党、社会党などによる連立与党が、羽田孜氏を首班指名」
5月… 「F1・サンマリノGPで、アイルトン・セナが事故死」「巨人の槙原寛己投手が、福岡ドームでの広島戦でプロ野球史上15人目の完全試合達成」
6月… 「オウム真理教による松本サリン事件発生」「自民党、社会党、新党さきがけが、村山富市社会党委員長を首相に指名。村山内閣発足」「FIFAワールドカップ・アメリカ大会開幕」
7月… 「向井千秋氏、日本人初の女性宇宙飛行士に」
8月… 「ビートたけし氏がオートバイ事故で重症負う」「メジャーリーグでストライキ決行」「『ジュリアナ東京』閉店」
10月… 「王貞治氏のダイエー・ホークス監督就任が決定」「プロ野球史上初の最終戦首位同率決戦(対中日)で巨人が勝ってリーグ優勝決める」「大江健三郎氏がノーベル文学賞受賞。文化勲章は辞退」
11月… 「ナリタブライアンが菊花賞を勝ち、シンボリルドルフ以来10年ぶり、史上5頭目の三冠馬に」「セガサターン発売」
12月… 「プレイステーション発売」
●ヒット曲 『innocent wold』Mr.children『空と君のあいだに』中島みゆき『DA.YO.NE』EAST END × YURI『恋しさと切なさと心強さと』篠原涼子『愛のために』奥田民夫 他
●流行語 「同情するなら金をくれ」「すったもんだがありました」「ゴーマニズム」「イチロー効果」
●ベストセラー 『大往生』永六助『遺書』松本人志『日本をダメにした九人の政治家』浜田幸一『マディソン郡の橋』ロバート・ジェームズ・ウォラー
※『週刊少年ジャンプ』(1995年3・4合併号)が653万部発行を記録。