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スペリオールHISTORY
1989年……12月15日号の巻
'80年代最終号は、入魂の“新連載攻勢締め”…でした!
 ’89年編Vol.2です。この年は、言ってみれば「バブル最後の年」。とはいえ、あの頃の筆者は、この先日本経済が低迷の一途を辿る…な〜んてことは考えもしないまま、ボケーっと生きてた気がします。
 …で、この号より、表紙&巻頭カラーの新連載で、能條純一氏の『ゴッドハンド』がスタート! 「右手ひとつで世界を征する」という野望を持つ男・神大介(じんだいすけ)の“闘争”を描く、“能條節”炸裂の作品。能條氏といえば『哭きの竜』。筆者も麻雀を覚えたての頃、ハマってたな〜。
 作画・しのはら勉氏、原作・田宮幸一氏の『BOSS』は、社会人ラグビーをテーマにした作品。一流商社を退職し、亡き父が残した経営悪化した鉄工所を継いだ主人公・大石鉄男の、経営者として…そしてラガーマンとしての奮闘を描いた痛快作品。当時は社会人ラグビーも学生ラグビーも、今よりも断然、元気がありましたね。
 そして、この号には新連載がもう一本。作画は唐沢なをき氏、原作がたなかひろゆき氏の『プロのお言葉』。人に聞くのは憚られる“日常生活の基本”をコミカルに描くショートギャグです。
 高井研一郎氏の『あんたの代理人』も載ってました。ビンボー劇団員にして、新米弁護士の主人公・真野論平が、依頼人のお悩みを解決していく物語。高井氏の描く絵を見ると、「『ビッグコミック』だな〜」って感じがするのは、筆者だけでしょうか?
 というワケで、今回はココまで。次号は'90年の新年1号の予定です。異色大型新連載が始まったりします…。
1989年はこんな年だった
1月… 「Mr.Children、一月一日に結成」「昭和天皇崩御。新元号『平成』に」
2月… 「手塚治虫氏死去」「リクルート事件で、リクルート創業者の江副浩正元会長が逮捕」「オフコースが解散」
3月… 「足立・女子高生コンクリート詰め殺人事件発覚」
4月… 「消費税導入。税率は3%」「川崎市高津区の竹やぶで一億円の札束見つかる」「松下電器創業者の松下幸之助氏が死去」
6月… 「竹下登内閣が総辞職」「天安門事件」「美空ひばり氏死去」
7月… 「ヘルベルト・フォン・カラヤン氏死去」
8月… 「東京・埼玉連続幼女殺人事件で、宮崎勤容疑者が犯行を自供」
9月… 「横浜ベイブリッジ開通」「TBSの『ザ・ベストテン』が放送終了」
10月… 「巨人が2年ぶりのリーグ優勝」「近鉄が、オリックス、西武との三つ巴制し9年ぶりのリーグ優勝」
11月… 「オウム真理教による坂本堤弁護士一家殺害事件発生」
12月… 「ルーマニアのチャウシェスク政権崩壊」「12/29の東証の日経平均株価が大納会で史上最高値の38,915円87銭を記録。翌年の大発会から株価は下落に転じ、バブル景気崩壊へ」
●ヒット曲 『17歳』森高千里
『Diamond』プリンセスプリンセス
『川の流れのように』美空ひばり
『太陽がいっぱい』光GENJI
『淋しい熱帯魚』Wink
『Runner』爆風スランプ   他
●流行語 「セクシャル・ハラスメント」「Hanako」「DODA(デューダ)する」「オバタリアン」「24時間タタカエマスカ」「イカ天」
●ベストセラー 『TUGUMI』吉本ばなな
『孔子』井上靖
『ノルウェイの森』村上春樹
『「NO」と言える日本』盛田昭夫・石原慎太郎