'91年夏。サラリーマン漫画の屈指の名作が、スペリオールで連載スタートしました。「笑介ちゃん!」という高山次長のセリフと、コケる時の“ズッ”という描き文字…。よくギャグマンガでパロディーにされていたのを記憶している読者も多いハズ。ビッグコミック・スピリッツで『なぜか笑介』のタイトルで連載されていた聖日出夫氏の作品が、
『だから笑介』のタイトルで移籍連載となったのです。…大手商社・五井物産に勤務する主人公・大原笑介が、さまざまなドジを重ねながら、持ち前のガッツで局面を乗り越えていくリーマン・コメディー。ちなみにこの作品、後に『社長 大原笑介』に出世します。
この号では、巨匠女流漫画家のお二人の作品が掲載されてます。一つは内田春菊氏の読み切り作品。タイトルは
『ロンブローゾ麻樹』。主人公・筒井麻樹とベッドを共にした男たちが、何者かに次々と殺されていく。その犯人は? 理由は? …というミステリアスなストーリー。
もう一作は、塚本知子氏の連載作品
『カラーな愛』。…恋愛なしでは生きられないOL、主人公・高田香織の恋愛模様を描く作品。当時の女性の恋愛観を、巧みに描き出す作品です。“レディース・コミック”界で今もトップを走る方が同時にスペリオールに載っていたというのも、ちょっと興味深いですね。
若林健次氏の
『平成嵐山一家』も連載中でした。東京下町に居を構える個性豊かな一家・嵐山家を舞台に繰り広げられる、笑いアリ涙アリのコメディー。若林氏が描く絵は、味わい深いんですよね〜。
…というワケで、次回に続くゥ!