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スペリオールHISTORY
1991年……7月15日号の巻
“ズッ”でお馴染みの名作が、スピリッツから移籍連載!
 '91年夏。サラリーマン漫画の屈指の名作が、スペリオールで連載スタートしました。「笑介ちゃん!」という高山次長のセリフと、コケる時の“ズッ”という描き文字…。よくギャグマンガでパロディーにされていたのを記憶している読者も多いハズ。ビッグコミック・スピリッツで『なぜか笑介』のタイトルで連載されていた聖日出夫氏の作品が、『だから笑介』のタイトルで移籍連載となったのです。…大手商社・五井物産に勤務する主人公・大原笑介が、さまざまなドジを重ねながら、持ち前のガッツで局面を乗り越えていくリーマン・コメディー。ちなみにこの作品、後に『社長 大原笑介』に出世します。
 この号では、巨匠女流漫画家のお二人の作品が掲載されてます。一つは内田春菊氏の読み切り作品。タイトルは『ロンブローゾ麻樹』。主人公・筒井麻樹とベッドを共にした男たちが、何者かに次々と殺されていく。その犯人は? 理由は? …というミステリアスなストーリー。
 もう一作は、塚本知子氏の連載作品『カラーな愛』。…恋愛なしでは生きられないOL、主人公・高田香織の恋愛模様を描く作品。当時の女性の恋愛観を、巧みに描き出す作品です。“レディース・コミック”界で今もトップを走る方が同時にスペリオールに載っていたというのも、ちょっと興味深いですね。
 若林健次氏の『平成嵐山一家』も連載中でした。東京下町に居を構える個性豊かな一家・嵐山家を舞台に繰り広げられる、笑いアリ涙アリのコメディー。若林氏が描く絵は、味わい深いんですよね〜。
 …というワケで、次回に続くゥ!
1991年はこんな年だった
1月… 「東京23区の電話番号が10桁に」「イラク空爆開始。湾岸戦争勃発」
2月… 「美浜原発事故」「徳仁親王、立太子の礼」
4月… 「東京都庁が丸ノ内から新宿副都心に移転」
5月… 「信楽高原鉄道で列車衝突事故」「横綱・千代の富士が引退」「東京ディズニーランドに1億人目のゲスト来園」「ジュリアナ東京オープン」
6月… 「雲仙・普賢岳で、大火砕流発生」「東北新幹線、上野〜東京間開業」「スロベニアとクロアチアがユーゴスラビアから独立宣言」
8月… 「ティム・バーナーズ=リーによって、世界初のWorld Wide Webサイト開設」
9月… 「『幸福の科学』が講談社に抗議」「ソ連がバルト三国の独立を承認」「SMAPがCDデビュー」「韓国と北朝鮮が、国連に同時加盟」
10月… 「海部俊樹首相が退陣表明」「広島東洋カープが5年ぶりのリーグ優勝(20世紀最後の優勝)」
11月… 「宮澤喜一内閣発足」
12月… 「パンアメリカン航空が運行停止、倒産」「ソビエト連邦崩壊、ゴルバチョフ大統領辞任」
●ヒット曲 『愛は勝つ』KAN
『どんなときも。』槇原敬之
『ラブストーリーは突然に』小田和正
『SAY YES』CHAGE & ASKA
『PEACE OF MY WISH』今井美樹
『何も言えなくて…夏』JAYWALK
『しゃぼん玉』長渕剛   他
●流行語 「…じゃあ〜りませんか」「若貴」「僕は死にましぇ〜ん」「地球にやさしい」「ひとめぼれ」
●ベストセラー 『諸葛孔明』陳舜臣
『もものかんづめ』さくらももこ
『だから私は嫌われる』ビートたけし
『血族』シドニィ・シェルダン