2002年といえば、日韓共催FIFAワールドカップ!ちなみに、筆者がスペリオール編集部に所属した年でもあります(私事でスミマセン)。編集部で日本代表の試合を見たりしてたっけな〜…懐かしいな〜。
この時期のスペリオールは、サラリーマンを描いた作品が多い傾向が見られます。「最強BUSINESS COMICシリーズ」と銘打ち、何作かのサラリーマンものがスタートしています。その代表的作品は、やっぱりコレ! '02年1月1日号スタートの
『社長 大原笑介』(聖日出夫氏・作)。'80年代、BCスピリッツの人気連載だった『なぜか笑介』が、『だから笑介』と改題しスペリオールに移籍。その連載終了から一年半を経て始まったのがこの作品です。…笑介が勤務する総合商社・五井物産も、不況の波に飲まれ苦境に。そんな中、慣れ親しんだ食品三課の閉鎖を受け、笑介は提携先のコンビニチェーンへ出向することになった。そこで、いろんな壁にぶつかりながらも、持ち前の明るさを武器に笑介は奮闘する! 「五井物産に戻る時は社長に!」という妄想というか、夢を抱く笑介ですが、連載開始時は社長にはなってません。単行本は小学館のホームページからご注文できますよ。
経営面で苦難に直面していた日産自動車を立て直したカリスマ経営者、カルロス・ゴーン氏の真実に迫った作品、
『カルロス・ゴーン物語』も連載中でした。ゴーン氏へのロングインタビューを基に、富樫ヨーコ氏が原作を執筆、戸田尚伸氏が作画を担当した作品。読めばすべてのサラリーマンが、何かを学べるであろう本作は、単行本化され現在も発売中です。
先頃、小学館漫画賞を受賞した井浦秀夫氏の『弁護士のクズ』の基になった作品とも言える、
『強欲弁護士 銭高守』という作品も、シリーズ連載されていました。…主人公は、守銭奴的な弁護士・銭高守。止むに止まれず訪れる依頼者たちに、高額な報酬を要求するとんでもない弁護士だが、受けたからには巧みなロジックと奇想天外な手法で、トラブルを処理していく…という、コミカルで痛快なストーリーです。残念ながら単行本化はされていません。
松田洋子氏の
『御愁職様』は、全3回の集中連載作品。…大学卒業後、一度も就職せずプー暮らしの主人公・忠生春喜(27歳)。父が亡くなり、母に懇願された挙げ句、冠婚葬祭ビデオ製作会社に就職するが、入った会社は業績最悪の超零細企業で…。松田氏独特のシニカルな笑いがイイ感じです。
そして、現在本誌で『世界の中心でくだをまく(仮)』を連載中、当ホームページでも『ホームページでもくだをまく』でお力添えいただいているロドリゲス井之介氏の、本誌初登場作品
『彷徨える勤労』の集中連載がスタートしています。…会社への帰属意識皆無のスチャラカ・サラリーマン、小豆島が主人公。日々適当に仕事をしてる男だが、上司に買いかぶられ弱冠27歳にして営業課の主任になってしまうのだが…。5年前のロドリー氏、今と微妙にタッチが変わってます。ていうか、それよりも何よりも、やっぱタイトルはパロディーかよ!