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『ラーメン発見伝』和歌山編に連動して、鑑定団も『わかやま鑑定団』に衣替えして短期集中連載!! 記念すべき第一回は、あの車庫前系の名店です!!
和歌山「車庫前系」の代表的名店!!
(石神)和歌山編に突入した「発見伝」本編に連動!! しばし我々も「和歌山ラーメン鑑定団」に衣替えです!!
(佐倉)津軽編同様、本編では何も知らないはずのあたしがガイドを務めるという奇妙なことになりますが(笑)、固いことは言いっこなし!!
(石神)というわけで和歌山ラーメンなんだけど…その発祥は戦中戦後にかけて登場したラーメン屋台にある。
(佐倉)多くは、かつてあった路面電車の停留所の近辺や、車庫前などで営業していました。そのため近年では、それらの屋台の流れを汲むお店を総称して、「車庫前系」と呼んでいます。
(石神)今回紹介する「元車庫前 まる宮」(下のお店の写真を見ていただければお分かりの通り、○の中に「宮」という字を書きます)は、そんな車庫前系を代表する老舗のひとつ。創業は昭和24年。初代の故・大山吉さんが車庫前で屋台を始めた。
しみじみと深くうまい!! 58年の歴史が隠し味!!
(佐倉)現在の店舗に移転してきたのは、昭和48年のことだそうです。
(石神)車庫前系ラーメンの大きな特徴は、事前に醤油で煮込んだトンコツをスープに使うこと。
(佐倉)冷蔵庫のない時代の保存のための工夫であり、臭み消しの目的もあったそうですね。
(石神)あと、煮込みに使った醤油をチャーシューの味付けや醤油ダレにも使うことで、一体感のある味わいを生み出す役割も果たしてると思うな。
(佐倉)トンコツの旨味はあくまで味の土台で出しゃばらず、全体に醤油の風味がビシッと効いてましたもんね。
(石神)麺は、これまた和歌山ラーメンならではの細麺ストレート。
(佐倉)つるんとした食感、柔らかめの茹で加減で、優しい味わいでした。
(石神)ちなみに今回の取材は、先代夫人の大山秀子さんと、二代目の大山広沢(こうたく)さんにお話を聞いたんだけど…58年にも渡る長いお店の歴史の中では、当然ながら様々な苦労もあったそう。
(佐倉)そのためでしょうか。こちらの「中華そば」は、シンプルで素朴な味わいながら、単なる昔懐かしのラーメンには留まらない、深みや奥行きみたいなものがあった気がします。
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