|
ひとりは「黒」で、ひとりは「赤」? 同じ顔から作り出されるふたつの味。一度入ったら一気に両方注文したくなる、二倍美味しいお得なお店!!
双子の店主による、二通りの美味しさ!!
(石神)ラーメン界にはいろんなタイプの名物店主がいるけど、今回のケースはかなり珍しい!!
(佐倉)というのも、この『麺士 武双』、双子の兄弟である高樋昭さんと正さんによる経営なんです。
(石神)お二人はともに、某チェーン店で8年、そして名店『麺屋 武蔵』での2年半の修行を経た後、今年8月にこのお店をオープンした。
(佐倉)双子のお店であることを前面に押し出していて…店名もそうだし、お店の外装や内装も赤と黒の二色使い。
(石神)そして看板メニューも、兄の昭さん考案の「赤武士」と、弟の正さん考案の「黒武士」の二つ。
赤武士はコッテリ!! 黒武士はアッサリ!!
(佐倉)お二人の顔はそっくりでも、「赤武士」と「黒武士」の味は対照的。まず、「赤武士」はコッテリした味わいの背脂醤油ラーメン。
(石神)たっぷりの背脂と、細かくミジン切りした玉ネギの入った独特の甘じょっぱい味わいは、実にインパクトあるものだったね。
(佐倉)対する「黒武士」は、アッサリ醤油味。エビやコリアンダーで風味づけした香味油によって、なんとも香り豊かな仕上がりになっていました。
(石神)どちらもスープは、トンコツと鶏ガラを約十時間、白濁するまでしっかり煮込んだものを使用。味のベースをしっかり支えていた。
(佐倉)麺も同じのを使ってて、四角く切られたストレート太麺。
(石神)噛み応えのあるハグハグした食感の麺だったな。ただ、200グラムと多めの麺の量と、スープのバランスは悪い気がした。
(佐倉)そういえば、麺の泳ぐ余地がなくて、食べ辛い感じはしましたね。
(石神)あと、「黒武士」は背脂、玉ネギ、モヤシを冷たいまま使っているため、スープがぬるめになっていた。でもそれらは、すぐ改善できる程度の欠点。麺そのもの、スープそのもののレベルは高いんだし、今後、そうした細部の詰めをしっかりしていけば、名店に成長していく可能性は充分にあると思うな。
|