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「さっぱり」と「こってり」、独自の感性で両極の味を作り上げたラーメン。懐の深さを感じずにはいられない、やみつき系のお店が堂々登場!
着々と増加中の弁慶チルドレンとは?
(石神)以前、名店「十兵衛」はラーメン界の虎の穴だ!って言ったけど、背脂ラーメンの名店「ラーメン弁慶」も、もう一つの虎の穴じゃないかと思うな。
(佐倉)言われてみると、「弁慶」出身者が独立して始めたお店も、「戎」「とうかんや」「多久味」「愚直」と、そうそうたる面々ですもんね?
(石神)しかも面白いことに、どのお店も「弁慶」とはまったく違う、独自の味で勝負している。繁盛店で鍛えられただけに、スキルが高く意欲的な人が多いのかもしれないね。
(佐倉)というわけで、今年9月オープンの「麺屋 旬」も弁慶チルドレン。ご主人の白石さんは、大学卒業後、「弁慶」で4年間修行した方なんです。
煮干し風味がしみる…滋味深い塩ラーメン。
(石神)ここでは「和風しおらーめん」を紹介していくけど…まずスープはトンコツ、鶏ガラ主体の動物系スープと、煮干しのみのスープを別取り。調理時に3対1で合わせるWスープ方式。
(佐倉)魚介スープのほうは煮干しのみって、案外珍しいですよね?
(石神)うん。それで物足りないかと思いきや、煮干し風味がしっかり効いていた。そこに動物系の旨味、塩ダレに入っているカツオ節、昆布、椎茸などの風味もからみ、滋味深い、奥行きのある味わいを形成していたね。
(佐倉)麺は、そんなスープときれいに調和する、カン水少なめ、クセのない味わいの中細ストレート麺。
(石神)しっかりした歯ごたえで、喉ごしもよかったね。
(佐倉)具では、やはりスープとケンカすることないアッサリした味付けの、おおぶりなチャーシューが印象的。
(石神)とまあ、こちらも「弁慶」とはまったく違う味がメイン。でも実は、師匠店を受け継いだ、背脂たっぷりの「こってりしょうゆらーめん」もある。
(佐倉)「和風しおらーめん」とは対照的ながら、これはこれで美味しかったですよねー。
(石神)このお店の懐の深さを感じさせられたな。今後も、弁慶チルドレンは要チェックだね。
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