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若かりし頃からの夢を、還暦目前にして実現!若者の街・下北沢で勝負をかけるラーメンは、懐かしさ、優しさ、そして調和がポイントです!
若者の街に59歳新人ラーメン店
(佐倉)前回の『らぁめん こもん』は、古豪ひしめく横浜中華街の目前に殴り込んだ、26歳の若手店主のお店でしたが、今回はそれとまったく対照的!!
(石神)というのも、若者の街、下北沢に昨年8月オープンした、この『麺や ぼくせい』のご主人・佐藤木生さんは御年59歳!!
(佐倉)佐藤さん、以前はまったく違う仕事をしていたんですが、若い頃からラーメン好きで、いつかお店をやってみたいという気持ちを抱き続け、その夢をついに叶えたんだそう。
(石神)還暦間近の年齢で、まったく畑違いのジャンルに挑戦するバイタリティには脱帽だね。
懐かしい味わいの甘めの醤油ラーメン!!
(佐倉)さて、そんな佐藤さんが独学で生み出した「醤油らーめん」ですが、まずスープは、トンコツ、鶏ガラ中心の動物系と、カツオ節、サバ節、宗田節、昆布、シイタケなどで取った魚介系を別取りして合わせたもの。
(石神)どの食材の旨味も突出することなく、まろやかに調和。甘めの醤油味ということもあり、なんだか懐かしさを感じさせる味わいだった。
(佐倉)でも、それだけの味ではありません!!
具の茹でキャベツの上に載った、自家製カツオだれをスープに溶くと、一気に魚介風味が広がります!!
(石神)あのダブル・テイストの工夫はよかったね。
(佐倉)麺は、加水率低めのちぢれ麺。「醤油らーめん」の場合は、細麺と中太麺を選べるようになっていました。
(石神)細麺、中太麺ともに、ややボソボソした食感で、あれは好みが分かれるかも。具は、柔らか仕上げのチャーシューに、甘く炊いたメンマと、オーソドックスで堅実な出来だった。
(佐倉)我も我もと個性を競う、最近のラーメン界にあっては、なんだかホッとする感じのラーメンでしたね。
(石神)うん。ただ正直言うと、いささかヒキの強さに欠ける面も否めない。そこは課題としてあると思うんで、今後佐藤さんには、若いもんにはまだまだ負けんというところを見せて欲しいな。
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